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ぼくたちは勉強ができない! 第2期 12話 感想|変身まで完璧に再現する桐須先生やあすみ先輩の役回り

今回は桐須先生とうるか達水泳部によるライブ、そして、久しぶりのあすみ先輩の登場と文乃の美しい眠り姫姿など見所満載でした…!


ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。

ストーリー

第12話 「祭の騒ぎは留まらず[x]どもは茨の道を往く」

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

真冬「今の思い出は完全に抹消しなさい」

僅かな時間でフルピュアの振り付けを完璧に覚えた桐須先生が海原&川瀬、そして、成幸に即興で作ってもらったフルピュアの新キャラの衣装を見に纏ったうるかと共に、水泳部のライブステージを盛り上げます。ライブ終了後、桐須先生は成幸に思い出が出来たことへの感謝を告げますが、成幸が桐須先生の衣装のほつれを引っ張ったことにより、フルピュアの変身シーンさながらの服の消失が起こってしまい、成幸にも忘れられない思い出が出来てしまいます。


その後、うどんの宣伝で学校内を周る成幸の前に「いばらの会」が現れ、取引により成幸は演劇の手伝いと共に着替えを要求されますが、更衣室にあったのは着ぐるみだけ。着ぐるみを着た成幸が更衣室から出てくると、突然、教師達から追いかけられ、軽音部の活動で偶然居合わせたあすみ先輩に助けられます。なんとか劇が行われている体育館にたどり着いた成幸ですが、学園長が提案した王子様一般公募により「いばらの会」と生徒達による乱闘が起こります。その衝撃で、文乃が背景の描かれた木材の下敷きになりそうなところを着ぐるみを着た成幸が助け、文乃は着ぐるみを着た成幸に口づけするのでした。


こんな感じだったと思います!

感想

思い出に残る桐須先生達のライブステージ!

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

まさか、本当に桐須先生のライブが見られるなんて思ってなかったので感動しました…!


10分で振り付けを完璧に覚えてしまう桐須先生の天才肌は流石、元フィギュアスケートといったところですが、うるかが着ているフルピュアの新キャラの衣装を僅かな時間で完成させてしまう成幸も相当凄い笑


ただ、ライブ中の桐須先生の表情が変わらなかった点は少し残念…笑

もしかしたら、桐須先生は短時間での振り付け会得だったため、ダンスに物凄く集中していたから表情を意識出来なかったということもあるかもしれませんね。


個人的には、やっぱり桐須先生の部屋に飾ってあったフィギュアスケートを笑顔で楽しそうにやっていた時のような姿が見たかったですねぇ。


また、3D描写も『ぼく勉』では、新鮮なものでしたが、朝アニメのEDや子供向けアイドルアニメではわりと一般的ですし、そういった意味でも今回のフルピュアのダンスに関してはマッチしていたかなーと思います。


とはいえ、その後の成幸が桐須先生の衣装のほつれを引っ張ったことで、桐須先生の上半身が変身解除してしまう場面…。


もはや、ここの場面作画に全力を注ぐ為に3Dにしたと言っても過言ではないぐらい、衣装が破れさる躍動感の描写が素晴らしかったです。


たしかに今、思い返してみても、ライブよりも桐須先生の黒い大人のブラジャーの方が先に思い出してしまいます笑

あすみ先輩の役回り

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

今回は嬉しいことにあすみ先輩も登場してくれました…!


あすみ先輩は元軽音部だったんですね。

腕前も良く、それに加えてあのキュートな見た目。

久しぶりに再開した教師達の反応を見ると、あすみ先輩がどれ程、学校で人気だったのか窺えます。


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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

一方で、教師達に終われている成幸に対してあすみ先輩が言った「損な役回り」という言葉。

正直、非常に共感が難しいところです。


理珠の為とはいえ、文化祭中、ひたすらうどんを売ったり、教師達に追われたりする一方で、桐須先生やあすみ先輩とのエッッッなシチュエーション


「損」というより、もはや後者だけでもお釣りがくるレベルで「得」だと個人的には思います笑


むしろ、どちらかというと本当に「損な役回り」だったのは、偶然成幸と出会えたのに結果的に教師達の足止めをすることになったあすみ先輩自身なのではないでしょうか…?


結局はあすみ先輩も成幸と同じ似た者同士。2人ともお人好しが過ぎますが、この2人の適度な距離感が心地良く感じてしまうのもまた事実です笑

眠り姫との口づけ

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

文乃の眠り姫姿が美しい…。髪の色合いも衣装のドレスと良く合っていますし、胸元のリボンが特に可愛らしいですね。


一方で、学園長が文乃の口づけの一般公募したせいで乱闘が起きる展開。

流石に学園長は、本当に文乃と口づけするわけではなく、口づけをする"フリ"をすると思って一般公募したと思いますが、機転を利かすならもう少しマシな、それこそシャレとか芸とか他の方法がなかったのか…。


しかも、危うく文乃が舞台背景の木材の下敷き、あるいは文乃を助けようとした成幸が板挟みになるところでしたし、ヒヤッとする展開でしたね…。


結果的に、着ぐるみのおかげで成幸は文乃を無事に助けられ、「いばらの会」の作戦通り着ぐるみ越しとはいえ文乃と成幸が口づけをしましたが、文乃の反応を見る限りでは、着ぐるみが背負っているギターケースに付いているネームから、文乃は着ぐるみの中身があすみ先輩だと予想したように見えます。


色々とツッコミ所が多い「眠り姫」でしたが、一番のツッコミ所は、既に起きている眠り姫に違いありませんね笑

12話のベストシーン!

―文乃×あすみ―

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

文乃と着ぐるみとの口づけする場面がお気に入りの場面でした!

実際のところは次回までわかりませんが、少なくとも文乃は中身があすみ先輩と承知の上で口づけという行動に及んだことには変わりありません。

ということはつまり、この構図は成幸と文乃のラブコメ要素だけではなく、文乃×あすみ先輩の2人の尊い要素も含まれている、素晴らしい場面とも言えるのではないでしょうか笑

ガリオレ人形の居場所

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

今回のガリオレ人形の居場所は、文乃姫が待つ待合室のテーブルの上でした!

文乃の眠り姫姿に見惚れていると、見逃しちゃいますね笑

まとめ

桐須先生とうるか達のライブから桐須先生の変身シーン再現によるサービスシーンまで楽しめた前半。そして、あすみ先輩と成幸がダクトの中とはいえ学校の中で共に過ごしていたり、成幸が文乃をピンチから救い出す感動の後半と、両パート共に見応え十分で面白かったです!


次回はついに、最終話ですね。

最後にどんな展開を見せてくれるのか楽しみです!


ということで今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます!


それでは(*´∀`*)ノシ