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ぼくたちは勉強ができない! 第2期 13話(最終話) 感想|ハーレムエンド?卒業エンド?そして、まさかのうるかエンド!?

最終話お疲れ様でした〜!

文化祭のジンクスが見せたのは衝撃のラストでした…。


ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。

ストーリー

第13話 「祭の終わりは寂しくも華やかに[x]どもを祝福する」

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

成幸「私はそんな人たちと紳士に向き合い、寄り添って教えられるような教育者になりたい」

着ぐるみの成幸にキスした文乃はそのまま即興で考えた脚本で劇を終わらせます。そして、劇を終えた文乃はあすみ先輩へ劇でのお礼をする中で、あすみ先輩が着ぐるみの中の人ではないことを知り、パニックになります。一方、桐須先生の体験授業と理珠のうどん屋は大盛況。うどんも残り僅かとなり、成幸は理珠とのイチャイチャハプニングの中で、ジンクスに絡めたカップルうどんなるものを思い付きます。そして、成幸はうるかを恋人役にしたサクラ演じますが、すぐに見破られ、中々上手くいきません。


すると、あすみ先輩が得意の接客でうどんをアピールし、店にたくさんのカップルが押し寄せてきます。その後、後夜祭が始まり、成幸とのジンクスを成功させようとするそれぞれの陰謀により押された理珠、文乃、うるか、桐須先生、あすみ先輩の5人に成幸は挟まれますが、花火は不発。すると、転んだ成幸に誰かが手を差し伸べ、成幸がその手を取った瞬間、花火が打ち上がります。


文化祭が終わり、成幸は桐須先生との模擬面接で自身の長所と教育学部を目指す決心をします。そして、そのまま時が流れ、全員見事に志望校に合格します。うるかが留学先へ飛び立つ当日、成幸は暴走する桐須先生の車に乗り、慌てて空港へ向かいますが、見送りをする皆の前で転んでしまいます。その成幸にうるかは手を差し伸べます。そして、成幸と飛び立ったうるかはお互いに自分の手を見つめ、微笑むのでした。


こんな感じだったと思います!

感想

劇も授業もうどんも見事に大盛況!

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

劇の騒動も文乃のキスと脚本でなんとか収まりましたが、案の定、文乃は着ぐるみの中身をあすみ先輩と勘違いしていましたね笑


文乃にとっては今回のキスがファーストキスということですが、その着ぐるみの中身の成幸はというと以前、理珠と直にしているので成幸はこれで2回目?ですかね。


ただ、理珠のキスとは違い、今回の文乃は自らが成幸にキスをしていて、ここ数話の文乃の積極的な姿や流れとも重なっているのでそういった意味では、成幸にとっては理珠とのキスに負けないぐらいの衝撃はあったと思います。


一方で、理珠のうどんと桐須先生の体験授業も大盛況になって良かったです。

ほとんどの生徒は授業よりも桐須先生目当てのようですが、まぁ気持ちはわかります笑

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

理珠に関しても、文化祭中はうどん=理珠になるぐらい、常に目立っていたり、成幸とのお決まりのハプニングやちゃっかりプロポーズ紛いな発言までこなしていたり、皆に対する感謝を伝えたりと、理珠の見せ場は意外と多かったように感じます。


今回の1人では決して1000杯ものうどんを売り切るのは無理でも誰かと協力すればなんとなるという経験が理珠の成長や自信に是非とも繋がってほしいところですね。

成幸の夢、そして、全員志望校へ!

桐須先生との模擬面接でついに成幸の志望学部が教育学部と明かされました!

「できない者の気持ちをわかってあげられる・・・」という父の言葉や理珠、文乃、うるか、あすみ先輩などの教育係としての日々が長所と志望動機と絶妙に噛み合っていて素晴らしいですね。

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

と、話はそれで終わりかと思いきや、まさかの卒業エンドで困惑です笑


いやぁ〜原作の方は読んでいないんですが、かなりあっさりというか、これだと続編への期待は薄いかもしれませんね…。


一応、全員無事に志望校に合格しているようなので、勉強はなんとかなったってことでいいんでしょうか笑

とりあえず、全員卒業&志望校合格おめでとうございます!

ジンクスを成功させた者は…?

卒業エンドも衝撃でしたが、それよりも衝撃だったのが、うるかエンドです笑


文化祭の花火の場面で、ラブコメお得意のお決まりのハーレムエンドと思ったのは自分だけではないはずです笑

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

そんな中で、花火の不発ハプニングと1人だけ差し伸べる謎のヒロイン。

個人的には、理珠、文乃、うるか、桐須先生、あすみ先輩の5人のうち、桐須先生が怪しいと踏んでいたんですが、空港で転んだ成幸に手を差し伸べたのは、まさかのうるか


勿論、手を差し伸べただけでは角度的にうるかの方が自然ですし、うるかなら成幸の手を握ったら嬉しそうな反応を見せるはずなので、必ずしも花火での人物がうるかと決めるのは早計です。


ですが、問題は成幸の反応です。

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

いつもの成幸ならうるかと手を繋いだだけでは意識しないはずですが、うるかを送り出した後、成幸はうるかの手を握った自分の手を眺めながら思いにふけたりと意味深な姿を見せています。


別の可能性としては、うるかが海外に飛び立つことでしばらくの間、直接会えなくなるため、成幸はその寂しさからというのもありえますが、描写自体も明らかに、花火の場面と空港の場面を合わせてきているので製作陣的にはうるかエンドをしたかったのというのは、ほぼ間違いないのではないでしょうか笑


あすみ先輩の言った通り、たしかに花火のジンクスと理珠と編み出したカップルうどんとの相乗効果は絶大でしたね…笑

13話のベストシーン!

―これぞラブコメの様式美―

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

それぞれの陰謀によって成幸がヒロイン5人に囲まれる構図が最高でした!


最後は残念ながらハーレムエンドとはなりませんでしたが、この構図が見られただけでも個人的には満足です笑

ガリオレ人形の居場所

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出典:©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会

今回のガリオレ人形は舞台袖にいました!


男子生徒がすぐさまガリオレ人形の前に被さるため、難易度的には2期の中でダントツの難しさだったと思います。

最終話を終えて

改めて、最終回お疲れ様でした!


2期は理珠、うるか、文乃、そして成幸と、それぞれの進路に関わる内容に焦点が当てられていたように思います。


とはいえ、やはりうるかエンドは衝撃でしたね。

勿論、うるかが選ばれたことについてではなく、むしろ誰が選ばれてもおかしくない程、成幸とヒロイン一人ひとりの描写がしっかりと描かれていました。


では、何が衝撃だったかというと、それはハーレムエンドではなく、ヒロインを1人を立てた形で終わったことです。


本来というか自分の中では、花火の場面が成幸とヒロイン全員とのハーレムエンドがラブコメの王道だと思っていて、それを斜め上へ行く今回のような展開は凄く新鮮で、挑戦的な印象を受けました。


もしかしたら、賛否もあるとは思いますが、うるかの留学という明らかな負けヒロイン臭を断ち切ったのは素直にお見事と言いたいです。


ただ、結果的に端折り気味になった点はアニメ勢の自分からすると、少し寂しいというのが本音です笑


まぁ、最終話のラストの話はそれぐらいにして、個人的に2期のお気に入りの回やガリオレ人形についてご紹介しますね笑


まず、個人的に気に入っている回は2話と5話です。

2話はあすみ先輩による家事代行サービス回ですが、この町には成幸とヒロイン達しかいないのか!?と言わんばかりのエンカウント率は印象的でしたね笑


ヒロイン達から仕事を奪われても最後まで仕事をこなそうとするあすみ先輩の仕事に対する誠実やご褒美の膝枕などあすみ先輩をとことん堪能出来た回だったと思います。


一方で、5話は成幸によるマッサージ回ですが、成幸の才能である超絶マッサージテクニックにより、次々とオチていくヒロイン達の声や表情が堪りませんでした笑


巨乳故の理珠の肩こり、ムキになる文乃、イキりからの即オチする桐須先生、同人誌かのようなシチュを見せるあすみ先輩、そして浮気現場を目撃するうるかなど、それぞれのヒロイン達ならではの魅せ方もしっかりしていた点も良きでした!


2話も5話もヒロイン達が導かれるように成幸の元へと集まるという点では共通していて、これこそが王道のラブコメという展開が好きでした笑


一方で、2期の『ガリオレ人形を探せ』 についてですが、最終話の今回がダントツで見つけるのが難しかったと思います。


人によっては、7話の模擬授業の生徒に紛れているガリオレ人形も、理珠と関城の2人の姿に見惚れていると思わず見逃してしまう可能性があるという点では難しかったかもしれませんね笑
www.anidake.com


ガリオレ人形はストーリーの方には一切関与することはありませんでしたが、ストーリーとは別のちょっとした要素の一つとして、個人的には楽しませて頂きました笑


ということで、最後に制作関係者、キャスト、その他関係者の方々、第1期に続き第2期の方も最後まで本当にお疲れ様でした‼︎

また、このブログを見にきて下さった方にも感謝です!


今期は『のうきん』と『ぼく勉』の2作品の感想記事をブログに投稿していましたが、秋アニメの視聴作品自体は合計で16本と、ほぼほぼTwitterの方での投稿がメインでした。

個人的には、やはりTwitterの方が断然楽でした笑


来期の方も今期同様、感想記事に出来そうな作品があればブログの方に、それ以外はTwitterというように更新していきたいと思うので、ブログ、Twitter共々宜しくお願いします!


ということで、最後まで読んでいただきありがとうございます!


それでは、良いお年を(*´∀`*)ノシ