私、能力は平均値でって言ったよね! 10話 感想|マイルの笑顔のために…!これこそが理想的なキャッキャウフフ!
今回はマイルへのサプライズのため頑張るレーナ、メーヴィス、ポーリンの3人やそのせいでハブかれてしまうマイルのぼっち故の被害妄想などが見所でした!
※ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。
ストーリー
第10話 「サプライズは内緒でって言ったよね!」
誕生日を皆から祝福されるレニーを見たマイルは、マルセラ達から誕生日を祝福された過去をレーナ、メーヴィス、ポーリンの3人に話します。過去の友達のことを楽しそうに話すマイルにレーナが嫉妬していると、ポーリンがマイルと出会ってから200日の記念日を提案します。その後、3人はマイルには内緒で誕生日プレゼントのジュエルを買うため依頼をこなしていきます。一方、皆からハブられていると察したマイルは3人に直接理由を聞こうとしますが勇気が出ず中々聞けません。その後、レニーにも聞きますが口止めにより逃げらてしまいます。
誕生日プレゼントの予算のためにコカトリスを3人で討伐していると、何かを感じたマイルがその場に駆けつけサプライズがバレてしまいますが、その帰り道、マイルの本当に欲しかった物はジュエルではなく、その隣に飾ってあった4つのペンダントだと判明します。その後、記念日を祝う赤き誓いでしたが、3人からハブられていた理由がこれまで自分がした悪行の数々のせいと勘違いしたマイルが口を滑らせたことにより記念日は終わりを告げるのでした。
こんな感じだったと思います。
感想
マイル抜きでもしっかりと魔物を討伐する3人
マルセラ達に誕生日を祝福された過去を嬉しそうに話すマイルに対して、嫉妬するレーナが可愛いですね笑
まるで元カノの話をする彼氏に嫉妬する今カノ云々…のようです笑
そういった意味でも、今回のレーナは普段以上にマイルに対して積極的、あるいはデレデレだったのが印象的です。
一方で、サプライズの準備の中で、3人だけで魔物の討伐をこなしいく姿に成長が感じられて素晴らしいですね。
以前、戦った岩トカゲの討伐に成功したり、新たな魔物であるコカトリスとも渡り合ったりと、3人だけでも十分な強さや連携が取れる姿を見せてくれています。
おかげで、そのマイル抜きや3人の成長がマイルのぼっち感に拍車をかけているように感じるのは気のせいでしょうか?笑
とはいえ、最終的に3人だけではコカトリスを倒しきれずにマイルがとどめを刺したところを見るに、やはり赤き誓いにはマイルが必要ということですかね笑
結果的にマイルの誕生日プレゼントは4人お揃いのペンダントで、値段も当初の目的の品よりも安上がりになったということで、銭湯の建設に掛かった費用の足しなった点は良かったですね。
個人的にはペンダントではなく、ジュエルが飾ってあった人形の胸が欲しいとマイルが言っていたのでは?と思っていたので見事に騙されました笑
マイルのメンタルは繊細のようです
色々な苦難を共にしてきたことで、レーナ達との絆が深まっているはず…。でも、その一方で、実はそう思っているのは自分だけかもしれない。もし、そう言われたら立ち直れない。というマイルの信じたいけど信じきれない苦悩に共感してしまいます…。
レニーのフィギュアの誇張された胸やマイルの被害妄想に出てきたレニーの姿など、ここまでレニーが絡んだ内容だとマイルにとってレニーの巨乳がいかにショッキングな出来事だったかわかります笑
また、レーナ達がマイルへの隠し事に対して引け目を感じている姿もしっかりと描かれていたことで、レーナ達の一方的な自己満足で終わらなかった点は良かったです。
一方で、マイルがレーナ達に密かにしてきた悪行の数々を明かしてしまったことで、その関係性に亀裂が生じそうなのは終わりで不安ですね笑
ちなみに悪行の数々は以下の通りでしたが、
- ポーリン・・・・クッキーの盗み食いと金銭感覚への皮肉
- レーナ・・・・・自身の貧乳と比べてほくそ笑む
- メーヴィス・・・絵本を盗み読み、挙句に内容を小馬鹿にしたかのように笑う
これは罪深いですね…。
レーナに関してはもう存分にマイルをやってどうぞ、といった感じですが、ポーリンとメーヴィスは色々とツッコミどころはありますね。
まずポーリンは何故お菓子をベッドの下に隠したのか疑問です。まさか1人だけで食べようとしていた…?あるいはあとで皆と食べようとしていたか?この点は気になりますね。
とはいえ、ポーリンに対してクッキーの数は把握出来ないとマイルが皮肉交じりに小馬鹿した点は救いようがないです笑
一方、メーヴィスの絵本ですが、自分も言えたものではありませんが、絵のレベルが低過ぎます笑(内容がなんとなく伝わる点では及第点ですが…)。
特に、左のページの右のキャラはもしかして、マイルですか?もしそうなら、これに関してはマイルに同情の余地があってもいる良いのではないでしょうか?笑
まぁ何はともあれ、「最後」にマイルがいつも通りのお調子者に戻って良かったです…笑
フィギュアに変化が!
レニーのフィギュアと新たな表情のフィギュア
マイルがレニーの誕生日プレゼントとしてレニー模したフィギュアを作成し、相変わらずの造形技術を披露しました。
ポーリンが言うようにたしかに胸が誇張され過ぎのように感じますが、レーナではなく、ポーリンが最初につっこむのには何か意味があるのでしょうか笑
そして、今回はレニーのフィギュアが新たに登場しただけではなく、レーナ、メーヴィス、ポーリンのフィギュアにも新たな進化が起きました。
それは表情です!
このムンクの叫びを彷彿とさせる表情は場面展開的にコカトリスに遭遇、苦戦している3人の心情と重なっているかのように見えて面白いです笑
マイルが筆で描き直しているような動作を見せていることから頭を取り外し出来るタイプではないのが少し残念ですが、いずれは好きな表情に変えることが出来るタイプのフィギュアにもチャレンジしてもらいたいところですね笑
更に要望を言うと、今回のレニーの誇張された胸についてですが、柔らかさの方も再現してほしいです。
というのも、これには実際にレニーの胸に作成者であるマイルが触らないと再現が難しいため、レニーの胸の柔らかさの実現には必然的にマイル×レニーを経ることになります。
ただ、柔らかさを愉しみたいという邪な感情ではなく、上記のようにそれを作り上げるまでのキャッキャウフフ(過程)を楽しみたいという純粋な思いの人もきっといるはず…です笑
10話のベストシーン!
マイルの見せた反応
皆から記念日をサプライズされたマイルの嬉しそうな表情が最高でした!そして、尊い…。
マイルには内緒でレーナ達が依頼をこなす中、マイルに記念日をサプライズしたら号泣するかもみたいなことをレーナが言っていましたが、案の定、マイルは号泣しましたね笑。しかも、その嬉しさのあまり、レーナに抱き付く仕草まで見せています。
まさにこれこそが女の子達のキャッキャウフフや組んず解れつの理想的な光景なのではないでしょうか…?
まとめ
サプライズパーティーお決まりのすれ違いネタではありましたが、過去の友達のことを話すマイルに嫉妬するレーナを中心としたマイルのために頑張る3人の尊い姿や信じたいけど信じきれないぼっち故のマイルの繊細さが盛り込まれており、両方の視点で楽しめて良かったです!
オチの方もいつもより締まっていた…そんな気がします笑
ということで今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは(*´∀`*)ノシ