私、能力は平均値でって言ったよね! 5話 感想|重すぎるレーナの過去を受け止める赤き誓いとアルセーヌとの出会い
今回はレーナたちの過去が明かされましたが、異世界の住人がクズ過ぎる!
たまにはシリアスも良いかな?と思った途端になんというのものを見せるんですが笑
※ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。
ストーリー
第5話 「みんなの昔話って言ったよね!」
レーナは自身の過去について話し始めます。ある日、行商人だった父親が盗賊に殺され、その時助けてくれたハンター達にレーナは引き取られます。ハンター達と時間を共にする中でレーナは魔術を覚えていき新たな家族として楽しいひと時を過ごしていきますが、再び盗賊の集団に襲われてしまいます。ギルドの条約により降伏すれば命だけは助かる決まりでしたが、護衛する依頼人が盗賊にレーナを差し出し、その結果、レーナを守ろうとしたハンター達は殺されてしまいます。レーナから悲しい過去が語られ、メーヴィスが号泣する中、マイルとポーリンは意外にも平気そうな表情を浮かべます。その流れでポーリンから父親が商会に嵌められ殺され、復讐を決意した過去やメーヴィスが女騎士として認められるために高ランクのハンターを目指している過去が明かされます。
そしてマイルも10歳になった時に元の世界での記憶を取り戻したことや貴族間の争いで家を追い出され、学校に通い、そこで初めての友達ができたものの、民衆の前で魔力を使いいられなくなってしまったなどアデルとしての過去をレーナ達に話します。皆の過去を聞いたレーナは再び元気を取り戻し、今度こそ死なせないと決意するのでした。
こんな感じだったと思います。
感想
励まされるレーナ
レーナの過去が想像以上に重すぎる…。
レーナの父親が盗賊に襲われたところまでは前回の描写でなんとなく予想は出来ていたんですが、そこからさらに、新しい家族になったハンター達も理不尽に殺されてしまうという展開が衝撃的過ぎて辛いです…。
盗賊もクズですが、依頼人がそれ以上にクズ過ぎますね。降伏すれば命は助かっていたはずなのに自分の資産を守る為、レーナを盗賊に売るという行動が本当に酷い。
普通そんな過去を持っていれば他人を信用出来なくなると思いますが、マイル達に気兼ねなく接しているあたり、レーナは強い子ですね。
同じ理不尽を受けたポーリンのやられたらやり返すという姿勢、マイルの守ろうとしたものを守れる力と勇気、メーヴィスの正しき心といったそれぞれの見せる強さがレーナの励みになっているのも大きいかしれませんね。
時折、描写されたレーナの心を表していると感じさせる炎の演出。最後の炎の揺らぎがこれからくる悲惨な出来事の前触れではなく、決意の揺らぎであることを祈ります…!
元の世界の記憶とナノちゃんの見た目
どうやらマイルは異世界に来た瞬間ではなく、10歳になってから元の記憶を宿したようですね。
マイルの魔力に貴族達が誰も触れていないことからマイルは10歳になってから記憶と同時に黒龍の半分にあたる魔力に目覚めたということかもしれません。
アデルのとしての人格はわかりませんが、貴族間での争いとはいえ、マイルが元の世界の記憶を宿した途端にマイルに理不尽が襲いかかっている点は可哀想ですね笑
また、ナノちゃんの可愛いらしい見た目も最初の方はただの集合体に過ぎなかった見た目からマイルとの試行錯誤の結果、生まれたものだと明かされました。
ナノちゃんの見た目にはマイルが元の世界で今まで観てきたサポートキャラ達のイメージが込められているようですが、たしかにそういった意味では、ナノちゃんがマイルが異世界に来て初めて元の世界での記憶を具現化した存在になりますね。
ただ、105回もやり直すなら、マイルが何かを作ってからそれに変身してもらえばよかったのでは?と思いますが、単にアイデアが思いつかなかったということでしょうかね笑
マイルの最初の友達
マイルがアルセーヌと呼んでいた手作りSDフィギュアがマイルの元いた世界のアニメキャラかなんかだと思っていたら、異世界の住人だったとは…笑
しかも以前、自分はレーナ達がマイルの初めての友達と言っていましたが、違っていたようで、すいません!
一応、アデルとしてではなく、マイルとしてならレーナ達がマイルの初めての友達になりますが…笑
最初の印象は明らかに悪い女のグループかと思っていたんですが、マイルの衣服やおやつ(骨)を見て同情してくれるなど意外と良い人達で驚きました笑
マイルが姫や民衆の前で魔力を使ってしまったせいで離れ離れになってしまいましたが、いずれは出会うことになりそうですね。
アルセーヌの素性がよくわからなかったのでどう再会するのか想像出来ませんが、マイル(女神)を知っている人物として王から何かされていないか心配です。
5話のベストシーン!
レーナに赤き誓いという名の新しい家族が出来た場面が最高です!
二度あることは三度ある…新しい家族=フラグと感じてしまいますが、それを払拭してくれるのがマイルですね。
復讐に燃えるレーナを正気に戻してくれる赤き誓いは言わば、レーナの「心」同然かもしれませんね。
まとめ
レーナの過去が悲惨過ぎて観るのがかなり辛かったですが、それに動じないマイルやポーリンだったり、レーナのために号泣するメーヴィスなどそれぞれの過去に応じた反応を見せていたのは面白かったです。
過去話が多めだったとはいえ、気になっていたマイルがアデルとして生きていた時のことがわかったので個人的には満足です。ただ、マイルはハンター学校でしでかした「うっかり」を以前もやっていたのは呆れますね笑
次回はもっとマイル達のくんずほぐれつが観たいところです…!
ということで今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは(*´∀`*)ノシ