アニソンだらけ

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まちカドまぞく 6話 感想|優子の"心強さ"と桃への気持ち

今回は桃の過去や魔力と優子たちが住み町の関係など物語の重要な部分が明かされました。


一方でいつも与えられるばかりの優子が今度は桃のために何かしてあげていたりとホッコリする内容でした!


ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。

今回のストーリー

第6話 「あすへの決意!! 重いコンダラ止まらない」

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

「この町だけは守りたい」


【Aパート】

  • 優子は夢の中で魔法少女の生き血を入手するため、優子の魔力を借りてリリスが具現化した夢見鏡によって桃の夢の中に入る。
  • そこには幼い頃の桃が謎のドロドロに浸っていた。危機を感じた優子は危機管理フォームになり桃と共に謎のドロドロを掃除するが時間がきてしまい優子は目を覚ましてしまう。
  • 優子は登校中に桃と会うが桃は体調が悪く心配した優子は看病をするため桃の家に向かうことになった。

【Bパート】

  • 桃の家に着くと優子は神託を告げる猫・メタ子と出会う。
  • 桃が眠りに着くと優子は桃の腕に擦り傷があることに気がついた優子はタオルで拭き結果的に魔法少女の生き血を入手することに成功する。
  • 家に放置していたご先祖像と生き血が偶然にも触れ封印が一部だが解ける。
  • 家にやってきた桃から生き血を吸われたことによって魔力が大幅に減ったこと、魔法少女の魔力が優子たちの町の平穏を保っていることなどを告げられる。
  • 優子は桃から町や家族を守るため自衛して欲しいと協力を頼まれるのであった。

こんな感じだったと思います。

感想

桃への気持ち

さっそく優子が桃への思いを見せつけてくれました笑

リリスから桃への暗示を持ちかけられた時に「桃はどう転けてもそんなこと言わないと思います!」と、ムキにになっている姿が桃のことは私が一番よく知っています!と優子が言っているように見えてにやけてしまいます笑


また、優子が桃の夢に入ろうとした時に、桃に対しての闇ネタではなく「貴様と一緒にいると調子が狂うんだ」と桃から揚げ物を貰った時のイメージで夢見鏡が反応しています。

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

他にもイメージがあっただろ!と思いますが初めて友達と出かけて楽しい時間を過ごせたことを思うと優子とってとても思い出に残っているかもしれません。そのきっかけを作ってくれた桃に対して優子は感謝の気持ちを持っているから桃の揚げ物のイメージだったというふうにも考えられます。


優子の魔力は感謝の気持ち優しさに反応しているのかもしれませんね笑

頼れる優子

今回は優子の頼り甲斐のある一面が盛りだくさんでした。

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

桃が体調が悪いことを心配して公衆電話から電話したり水を買ってきたりといつもの優子どこかしっかりしているように見えます。しかも、優子がなけなしのお金で立て替えています。


また桃の家では桃が優子のために作った見た目と味があれな手作りハンバーグを完食するなど桃の失敗をフォローする場面も見られました。

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

たとえ自分のせいで桃の体調が悪くなってしまったと感じた優子の罪悪感からの行動だとしても、むしろ弱っている今だからこそ、いつもお世話になっている桃に対して感謝の意味も込めて恩返し出来たのは優子にとってもそうですが2人が協力していく上でとても大切なことだったと思います。

「時は来た…」の汎用性

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

桃がメタ子は喋ると言っていたので驚かないと思っていたんですが、メタ子の声を聞いた瞬間吹いてしまいましたよ!だって、こんなに可愛い顔なのに声がめっちゃ渋いとか反則ですよ笑


優子とはというと桃が10年前の薬箱を使おうとしているのを止めるためにメタ子の「時は来た…」を早くも使いこなしているようですね笑

おもちゃを与えるとメタ子は喋るようですが、優子の尻尾に興味があるのか、あるいは優子自身をおもちゃとして認識しているのかはわかりません笑


桃を起こす時にも「時は来た…」が炸裂したので目覚まし代わりにも最適のようですね笑

ただ、声のせいで重要じゃないことも重要な何かと思って聞こえてしまいますが笑


桃の過去を知る存在として、メタ子の今後の絡みに注目!といったところでしょうか。

魔法少女の魔力と町のバランス

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

幼い頃?の魔法少女姿の桃、めちゃくちゃ可愛いすぎませんか!?


今の桃と違って長い髪とムスッとした顔が最高にいい!ちょっと泣き虫っぽい感じも当時の桃の弱さを表しているのがいいですね。


リリスの部屋にもあった星の飾りような物が桃の夢の中にもあるようですが何か重要な物だったりするんでしょうか。


また、幼い桃が「私には上手く出来なかった」と気になることを言っています。一方で現在の桃が「この町だけは守りたい」と、まるでどこかの町を守り切れず滅ぼしてしまったようにも聞こえますよね…。

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

魔法少女の存在自体が抑止力で優子たちの町の平穏を保っていたというのが驚きましたね。でも、優子に生き血を取られたことにより桃は大幅に魔力を失ってしまったと…優子に桃や家族の自衛が務まるのかが心配です笑


桃が魔法少女に出来るだけ変身したくなかったのも変身や魔力発動による魔力消費を抑えたかったからだったと考えると納得です。

6話のベストシーン!

これで勝ったと思うなよ

いつも優子が捨て台詞で言っている「これで勝ったと思うなよ」ですが、今度は桃が優子に対して「これで勝ったと思うなよ」と言っています。

何故かメタ子が6回ほど「時は来た…」と餌を食べながら連呼していましたが…笑

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出典:©伊藤いづも・芳文社/まちカドまぞく製作委員会

桃がこの言葉を言った理由として

  • 看病されたこと
  • メタ子を使いこなしていたこと
  • 自分でも食べきれなかったハンバーグを優子に完食されたこと
  • うどんなど優子の料理スキルが自分より上手いこと
  • 「自分のダメなところが人にバレるのを恐がっていたらいつまで経っても前に進めません」と優子からフォローされたこと


など色々と考えられます。


桃が体調を崩した原因が、優子が夢に入ったせいか桃が自分の失敗した料理を食べたせいかわかりませんが、今回の桃の弱さのおかげで優子の頼りになる姿が活かされていた、と思います。


そして、結果的にそれが桃が優子に協力を求めたことに繋がったのではないのかなと思います。


優子自身も今回の看病を通して日頃の気持ちを桃へ少しは伝えられてホッとしているかもしれません笑


もしかしたら、「これで勝ったと思うなよ」は感謝の気持ちを伝えるのが恥ずかしくて素直に伝えられない照れ隠しからくる言葉なのかもしれませんね笑


ということで今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます!


それでは(*´∀`*)ノシ