世話やきキツネの仙狐さん 第11話 感想|中野は仙狐さんとの癒やしの時間から「覚める」
｢よく頑張ったの｣
こんにちはねくらんです！11話は最終回が近いということで全体的にシリアスな感じでしたが、それでも心に染み渡っていくような癒やしが味わえるたりなど見所満載な回でした！仙狐さん女将との楽しい晩酌は必見です！
この記事はネタバレが含まれます。
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居酒屋仙狐の開店じゃ♪
仙狐さん女将との晩酌を彩る極上の品々
まず、仙狐さんの割烹着姿が普段の落ち着いた姿と相まって最高です笑。綺麗に並べられたお酒やテーブルに置かれた桜の枝から仙狐さんのセンスの良さが際立っています。粋ですね！
さらに、用意したお酒を使った魚料理も美味しそうです。仙狐さんのポーズからもかなり力のこもった料理ということが伝わってきます笑。えっへん仙狐さんもよき。
完全に酔いが回ってしまった中野に少し困りげな仙狐さんです。梅雨の時に作っていた梅酒が今回出てきました。中野がデザート感覚で漬けてある梅を食べている姿が本当に美味しそうに見えます笑。こういう細かいところまで描写するの好き。
全てを包み込む仙狐さん女将の包容力
中野の「俺より大変な人はたくさんいるのに」という言葉に涙腺が緩みます(T-T)。リアルな設定なのが余計に。そんな中野の愚痴に仙狐さんは「わらわはおぬしの気持ちが知りたいのじゃ」と他人に気を遣うを姿を褒め、自分なりに頑張っていることを肯定し、その上で中野に「よく頑張ったの…」とねぎらいの言葉を掛けていて仙狐さんの包容力が心に染みます。仙狐さんは800年も生きていてまったく違う存在なのに中野の辛さを共感してくれるってところにグッときますね。
仙狐さんがいなくなる
どこか寂しそうな仙孤さんの表情
夜空やシロは仙狐さんがいつかいなくなるようなことを話していますが、仙狐さん自身の口からその事をなかなか話そうとしません。また、海での一件から仙狐さんが寂しそうな表情をするようになっていて今回はそんなシーンがいつもより多かったのが印象的です。まるで、仙狐さんとの日々に終わりを告げるかのように…。仙狐さんは一体何を隠しているのか私、気になります！笑
仙孤さんが消える演出
雨の中、傘を差して歩く仙狐さんがフェードアウトしていく演出が仙狐さんが物理的に遠くに行くのではなくこの世じゃないどこか別のところに行ってしまうんじゃないのかという不安を掻き立たせる演出に感じました。タンポポの描写にも花言葉の神託(神のお告げ)という意味からも仙狐さんとのお別れを示唆しているようにも思います。ですが、タンポポは春頃の誕生花でもあるのでこの描写は仙狐さんとの再会という意味も込められているのかもしれません。
スーパー夜空タイム
夜空の飲み屋のママ感が凄い！
今回のスーパー仙孤さんタイムは夜空が担当しました。仙狐さんという大事な狐がいるのに他の狐にうつつを抜かすのは気が引けますが、もてなしてくれるそうなので仕方なくということでいいですよね？笑。美味しそうな料理を選ぶかあるいは…そんな欲望にまみれた時間に酔いしれます。仙狐さんへの背徳感と目の前に広がる光景にまさに「胸がいっぱい」になるのでくれぐれも気をつけなはれや笑
感想まとめ
仙狐さん女将との楽しい晩酌の時間がまるで夢だったかのように片付けられた部屋とカーテンの光でよく見えない仙狐さんの少しだけ悲しそうな表情がこれから訪れる出来事への不安が高まります。丁寧に作られた演出と細かい描写が物語へのワクワク感を生んでいる気がします。中野の父も無事ということで後は仙狐さんと中野の関係がどうなっていくのか見届けるだけですね。仙狐さんとは買い物イベントやお花見イベントという大事な約束を交わしているので大丈夫だと思いますが笑
それではノシ
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