まちカドまぞく 4話 感想|優子の"自信"と桃の"繊細さ"が生む「ありがとう」
リリスの復活によって繰り広げられる桃とのぬるい戦い、たこさんウィンナーの存在が生む優子の自信と桃の繊細さがシュールで笑えます笑
優子と桃のやりとりがあってこそのアニメだなと改めて感じさせてくれたリリスにはお疲れ様でした!と言いたい。
※ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未読です。
今回のストーリー
第4話 「心研ぎ澄ませ!! 魔法少女の新たなる力」
- 条件が揃ったことにより優子の体を依り代としてリリスが復活するが優子の体が上手く扱えず、自爆してしまう。
- 命乞いをするリリスが桃に冥土の土産として温泉に行きたいと頼み堪能した後、目を覚ました優子に温泉の領収書が渡される。
- 優子がお金に困っていると杏里から試食のバイトに誘われ、たこさんウインナーを売ることになり目の前に桃が現れる。
- 言い合っているうちにたこさんウインナーを落としそうになるが、桃は自身の持つ自己ベストを更新する速度で魔法少女に変身し、全てのたこさんウインナーに爪楊枝を刺して皿に乗せ、優子を助ける。
- 優子は試食のバイトを通して自信を。桃は今まで自分に足りなかった繊細さを身に付けることができた。
こんな感じだったと思います笑
感想
ついにリリスの封印が解けるも…
①そこそこの電波
②いいお天気
③ちょうどいいお供えカロリー
というわりと緩い条件でリリスが復活しました笑
これで、とうとう魔法少女・桃VS永劫の闇を司るリリスとの壮大なバトルが繰り広げられる!!
かと思いきや、まぁ予想通りというか残念な結果に終わりました笑
原因としてはリリスが以下の事を言っていますね。
- 重心がぐらぐらする
- ちょっと息が上がる
- 力が入れづらい
- 首と肩がこっている
- 目が悪い
主に1~3がリリスの本来の力を阻害している感じなのかな?4と5に関しては優子の体の問題ですね笑
一応、リリスが放つ魔力の球の大きさなどを見る限り、たぶん優子よりは魔力が強いはずです。まぁ肝心の依り代先が優子というのが最大の原因なのは確かだと思います笑
リリスの置き土産
優子が目を覚ました後のリリスの冥土の土産からの領収書という名の置き土産の流れに笑いました笑。シャミシャドウミストレス優子って誰だよ!やっぱりシャミ子の方が言いやすいんじゃないのかな笑
上記の4の優子の肩こりがマッサージチェアによって少しは改善されるといいんですが笑。…もしかしてそれを心配してリリスはマッサージチェアに…?
それにしても、リリスが復活している間、ご先祖像が誰と同期?していたのか気になりますね…。
魔法少女の呪い
月々4万までしか稼げないけど医療費、教育費、暖房費は別…医療費などは別にしてくれるのはありがたいですね。でも、4万円を超した瞬間に運命力によって超えた分がなくなってしまうのはキツいです。ドジっ子も運命力によるものだったのかな…?
仮に優子が贅沢するために稼ぐとこの「魔法少女の呪い」のせいで清子や良子が優子のために何かしら我慢しないといけない展開とかもありえるので、もしそうなったら優しい優子にはそれが耐えられないと思います。
そういった意味でも吉田家にとってかなり凶悪な呪いと感じますね。一体どんな魔法少女がかけたのやら…。
優子の為に
「シャミ子の頑張りを無駄にしたくなかった」と優子の為に変身しているのがいいですね。優子にたこさんウィンナーをあーんしてもらった時は「これは違うな」と恥ずかしそうにしていたのに…笑
また今回も桃が「魔法少女時代ではあまりいい思い出がない」と魔法少女に変身したくない理由が明かされましたね。
思えば優子が桃と初めて出会った時、桃は優子を守るために変身していました。今回も優子が火傷しないように変身しているんですが、今回の変身は優子を物理的に守るというより優子の頑張りを守っている点に2人の関係性の深さが凄く出ていたと思います。
桃自身も今まで足りなかった繊細さがたこさんウインナーを爪楊枝で刺しまくって身に付いたのが嬉しいのか熱く語っていますが、たこさんウィンナーのおかげというのがシュールすぎてなんとも言えません笑
ご先祖像の呪い?
優子はたこさんウィンナー>魔法少女をぶちころがすになるぐらい、たこさんウインナーを売ることに全力でした。
↑のシーンではご先祖像も背景に混じっていますね。これはご先祖像もたこさんウインナー同様売る気だったようにも見えなくもないですよね?
最終的には謎の財力を誇る桃のおかげもあって無事ウインナーを全部売ることができた優子ですが、残念ながらウインナーは残っていないようです…。
そんな優子も思わずこの表情…。何か似てますよねこの顔。そう…まるでご先祖像みたい…。
魔法少女の呪いによってウインナーがなくなったと思っていたんですが、もしかすると、ウインナーと一緒に売ろうとされたご先祖像の仕業だったのかもしれません…。
思い出の品々
「悪い奴ではなさそうだ」って随分ぬるいんですね笑。前回までの威勢はどこにいったのやら…。
何か方法を考えてからまた来るようですね笑。誰か戦略とか考えられる軍師でもいればいいんですが…。
まぁそれは置いておいて、リリスのいる空間にフルーツ牛乳が加わっていますね。ヨーグルトにコーラもある!
リリスに乗り移られている間優子は家にあるゲームを呼び出していたりと一度手に入れた物は保存されていくのかな?だとしたら、思い出の品が増えていくみたいでいいですね。ちゃぶ台とか星の飾りにも何か思い出があるのか気になりますね。
4話のベストシーン!
今度は優子から桃へ
前回は桃の方から優子を追いかけて来ましたが、今回は優子が桃を追いかける構図になっているのがいいですね。
そして、優子が「ありがとう」と言って、それに対し桃が「こちらこそ」と言い返している。特に桃の表情がどことなくぎこちないというか照れているようにも見えるのがまたいいんですよね…。
帰る桃を追いかけてまで伝えたい優子の「ありがとう」は単に桃に助けてもらったことに対してだけじゃなくて、試食のバイトで自信が付いた優子自信の成長を表したものと感じさせてくれます。
桃の「こちらこそ」にも魔法少女として繊細さという新たな力を手に入れるきっかけを作ってくれたお礼の他に、優子のあーんに対してのお礼も込められていそうです笑
それにしても、試食のバイトって相当キツそうに見えるですが、優子は苦労しつつも案外こなせていましたね。優子なら同情で買ってもらうみたいな展開もあったかもしれませんが笑
結果的にその試食のバイトで優子の自信と桃の繊細さを身に付けることに繋がったんじゃないのかなと思ったりしています笑。めでたしめでたし。
ということで今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは(*´∀`*)ノシ