この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 26話(最終回) 感想|神奈ちゃんとユーノ、2人の娘との再会と別れ
最終回お疲れ様でした‼︎
最終回でも様々な再会と別れが繰り広げられ、嬉しさと悲しさで色々と不安定です笑
とはいえ、待ちに待った神奈ちゃんとの再会だったので良くも悪くも素晴らしかったです。
※ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未プレイです。
今回のストーリー
第26話 「この世の果てで恋を唄う少女」
【主な出来事】
- ユーノとグランティアのシンクロを阻止するべく龍蔵寺が亜由美を人質に取り、たくやに結界の破壊を要求してくるが、亜由美の説得によりたくやはそれを断る。
- 龍蔵寺は洗脳により神帝の側近を操り結界を破壊し、自由になった龍蔵寺は本体を出現させマザーを直接破壊しようするが、駆けつけた絵里子と次元の裂け目から解放されたアーベルの連携により龍蔵寺の本体は消滅する。
- グランティアとシンクロしたものの、僅かに時間が足りずデラ=グラントと元の世界の衝突が避けられないと知ったユーノは自身と引き換えにデラ=グラントを8000年前の地球に衝突させる。
- 元の世界に戻ってきたたくやは神奈に超念石を渡し、神奈の写真からアマンダと神奈は親子であること、神奈は自分の娘であることを知る。
- たくやはユーノと初めて出会った最初の時間に戻り、そこに現れたユーノとともに永遠の時間の中で世界を救う旅に出る道を選ぶ。
こんな感じだったと思います。
感想
龍蔵寺の最後
次元の裂け目のせいで多くの命が犠牲になってしまいましたが、その裂け目から絵里子先生の最愛の人である思念体になったアーベルが放り出されたことで無事に龍蔵寺を倒すことに繋がりました。
龍蔵寺は自爆するという予想とは少し違いましたが、あっけない最後ですね…笑
アーベルの力が強いのか龍蔵寺の力が弱いのかわかりませんが、流石に一発で倒されるとは…。
龍蔵寺が肉体を捨て本体を表した時はかなり強そうに見えたんですがね笑
その後、絵里子先生は帰ってしまいますが、これも少しあっけなくて残念です。
次元当局にはどうすることも出来ないことはわかりますが、どうせならもっと絵里子先生とアーベルのデートとやらを見せてほしかったですね笑
とはいえ、アーベルの最後はウルッとしてしまいました…笑。いいキャラしてる。
たくやの選択
ついに神奈ちゃんと再会出来ましたね!
長かった…本当に長かった…。
たくやがデラ=グラントに向かう前に神奈ちゃんにプロポーズっぽい言葉を投げかけていたのが懐かしいですね…。
結果的にたくやと神奈ちゃんは父と娘の関係だったわけですがある意味でたくやと神奈ちゃんは家族になれたということですね笑
でも、たくやは神奈ちゃんに自分が父親とは告げず、神奈ちゃんを置き去りにする形でユーノの元に向かう決断をしました。
ユーノがピンチになったら駆けつけるという約束があるとはいえ、神奈ちゃんに対して酷すぎませんか…。
デラ=グラントに出発したたくやが再び戻ってきていなくなったわけですから、あの世界のたくやはもういないということになると思います。
たくやは神奈ちゃんには澪と結城という友達がいるからもう大丈夫だと思っていたんでしょうか…?
アマンダが亡くなってからの神奈ちゃんの孤独を知って、その上で一緒にいるとたくやは誓ったはずなのでは?と考えてしまいます。
せめて自分が父親だということだけでも神奈ちゃんに伝えて欲しかったですね。
まぁなんだかんだ言って最後に一度くらい神奈ちゃんとユーノの2人の娘が楽しそうに話している姿が観たかったというのが本音ですけどね笑
ブリンダーの樹の名前
見事に最終回と1話が繋がりました!
ループするオチかと思っていたら少し違いましたね笑
たくやがユーノにお守りとして渡していた超念石のおかげで二人は再会出来たというのがまさしく運命的で素晴らしい!
その後、たくやはユーノとともに事象の流れを遡ることになるわけですが、その先でまだ芽が出たばかりのブリンダーの樹を見つけ、ユーノがその樹に名前をつけようとしたところでアニメは終了してしまいました…。
せめて言ってから終わって!笑
一応、ユーノがつけそうな名前の候補を挙げると
- YO-NO
- クンクン
- パパかママの名前
- グランティア
- 食べ物
こんな感じだと思います。
自分もそうですが、おそらくほとんどの方が一瞬クンクンかな?と思ったに違いありません笑
おそらくですが、今回のサブタイが『この世の果てで恋を唄う少女』になっていることを考えると、樹の名前はクンクンよりもYO-NOである可能性が高いと思います。
理由をもうちょっと捻り出したいんですが、残念ながらこれしか思いつきませんでした笑
今でもあまりこの樹の意味を理解していませんが、この樹を新たに育て上げることで元の世界とデラ=グラントの衝突を避けられるということなんでしょうか?
一応、絵里子先生はほんの一瞬さえあれば間に合った言っていますし、龍蔵寺を早めになんとか出来ればデラ=グラントとの衝突を回避出来そうな気がします。
それに龍蔵寺が消滅させた2つ?の事象というのも気になりますし、そういった意味では両方の世界を救うことが出来る可能性というのはまだまだ残されているように感じますね。
26話(最終回)のベストシーンランキング!
個人的に好きなシーンや面白かったシーンをランキング形式でご紹介したいと思います!
第3位!ー澪ママの可能性が…ー
ナショナルスクールに転校する澪を止めるのではなく英会話を習おうとするのが結城らしくていいですね。
ただ個人的には、神奈ちゃんがたくやの娘になり澪が妻となることで、娘として澪ママに甘える神奈ちゃんという最高のシチュエーションを期待していたので、結城には悪いですが少し残念です笑。というか澪が転校したら神奈ちゃんの友達が結城だけになるのでは…?
そう言えば結城はいつもたくやのことを「おやびん!」と呼んでいましたが、本当にたくやは"親びん"でしたね笑
第2位!ー立派な母の姿ー
亜由美さんとの別れが泣けますね…。
亜由美さんは強い人ではないと知っているからこそ、デラ=グラントで一人で孤独と戦っていた亜由美さんのことを考えるとグッとくるものがあります。
「たくましくなったわね」と言った亜由美さんの姿は紛れもなく立派な母の姿でした…。
でも、本当にたくましくなったのは最後まで孤独と運命と戦い続けた亜由美さん貴方ですよ…!
第1位!ー神奈ちゃんとの再会ー
上の方では色々書きましたが、たくやと神奈ちゃんの2人の再会はやはり感動的ですね。
デラ=グラントに出発前のたくやは神奈ちゃんの友達として、そして今は神奈ちゃんの父親としてたくやは神奈ちゃんと再会を果たしている。まさに運命的であると言えますね笑
これは妄想ですが、たくやが神奈ちゃんではなくユーノを選んだ理由がユーノ、有馬博士、ケイティアの家族全員を神奈ちゃんの元へと連れてくるためであった…そう考えると、意外とたくやの選択は悪いものではないのかもしれません笑
最終回を終えて
改めて最終回お疲れ様でした!
最後のたくやの選択は神奈ちゃんのことを思うとあまり納得出来ませんが…とても面白かったです‼︎笑
1996年に発売されたゲームのストーリーということでしたが、今の時代にあった構成や演出になっているからなのか、この作品が数多くのアニメの元となった作品の一つだからなのかはわかりませんが意外と古臭くは感じませんでした。
とはいえ最初から最後までギャグのほとんどがたくやの下ネタだったような気がします…笑
一応、最初の方でたくやがリフレクターデバイスを使い、何度もバイクで突っ込む演出はシュールで面白かったです笑
元の世界編?と異世界編を比べるとしたら……元の世界編の方が面白かったですね笑
元の世界編で特に印象に残っている回は8話と15話です。
8話はたくやが澪をおんぶしたり、学校を離れてしまう澪にたくやが相談に乗ったりした回ですが、その2人のやり取りの中で澪がたくやのどこに惹かれたのかが描かれていたので結構印象に残っています。
この回のたくやが地味に格好よく見えるのでなんとも言えません…笑
15話の方は歴史研究部の皆が澪の別荘に行った時の回ですが、最初は神奈ちゃんにデレデレしているたくやに嫉妬していた澪がスイカ割りを通して、神奈ちゃんとただの恋敵から友達に変わるという素晴らしい回だったのでこちらも印象に残っています。
もちろん、澪と神奈ちゃんの水着姿も忘れてはいません笑
たしか神奈ちゃんの水着が澪のお下がりだから別のが見たい!的なこと言っていた気がしますね笑
こうして見ると自分はたくやたちが送るたわいもない日常が好きなのかもしれません笑
まぁただ単に澪と神奈ちゃんが好きなだけというのもあるかもしれませんが…笑
とはいえ異世界編も同じアニメなのに別のアニメを観ているかのような感覚で観ることができたのである意味満足しています笑
短いながらも綺麗にまとまったのも初めからしっかりと伏線が描写されていたおかげということでしょうか…笑
全話視聴してみると、どこで区切るべきかなど改めて1話1話を作り上げる大変さがわかりますね。
ということで、制作スタッフ、キャスト、その他関係者の皆様方、2クールもの間、本当に本当にお疲れ様でした‼︎そして素晴らしい作品を作っていただき、ありがとうございました‼︎
また、2クールもの間、自分のブログをいつも読んでいただいた方にも感謝です!
2クールは長かったですが終わってしまえば、やはりあっという間に感じます笑
思えば、『YO-NO』の感想記事を書き始めたのが春ですもんね…。
同時期に感想を書いていた仙狐さんや盾の勇者などは先に最終回を迎え、『YO-NO』だけが取り残された感じで夏アニメが始まった時は寂しかったです笑
中途半端に書き始めた2019冬アニメの感想記事は消してしまいましたが、2019夏アニメの感想記事と2019春アニメの感想記事を比べて記事の書き方がだいぶ変わったなと思います笑
最初はTwitterの感想をまとめたぐらいの感想記事だったんですが少しずつ変えていき、現在の構成になった次第ですが、1記事にかかる時間と労力も増えてしまったので感想記事を書くアニメ数が減ってしまったので、そこは申し訳ないです。
2019秋アニメは今期と同じぐらいのタイトル数を予定しています。
また少しずつ構成や書き方を変えてしまうかもですが、よろしくお願いします。
個人的には日常系のアニメが色々と書きやすかったのでそれっぽいものがあれば、そちらを記事にしたいと思っています笑
ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました!長々とすいません笑。
次回は秋アニメの何かの感想記事でお会いしましょう!
それでは(*´∀`*)ノシ