盾の勇者の成り上がり 第15話「ラフタリア」 感想まとめ:リファナがラフタリアの世界に広がっていく
今回のストーリー
反撃してきたイドルは自滅で落下。
亜人救出のため、地下の拷問室に向かう
そこにはまだ息のある亜人が数人おり、その中にはラフタリアと友達のキールの姿が
怯えているキールにラフタリアは優しく語りかけ、リファナの場所を聞き出す
しかしそこにいたのは白骨化したリファナの死体だった
ラフタリアは自分を責めるが尚文やキールに説得され、過去の自分を受け入れることができたのであった
感想
ラフタリアが過去と対峙する中で、リファナちゃんとラフタリアの再開があんな形で実現してしまって本当に悲しいです。
ただえさえ両親をなくしたラフタリアに追い打ちをかけるような展開は心が痛みました。
白骨化するまで放置って酷過ぎませんか!?
この国は今も昔もずっとこのままなんだなと思うと救われないです。
ラフタリアが自慢げにリファナちゃんに盾の勇者と一緒にいることを告げ、お別れをするシーンはラフタリアが本当の意味で強くなれたんだなと感じてとても印象的でした。
リファナが天国へ旅立つ姿、あるいはラフタリアが新たな自分に生まれ変わると読み取れる鳥が空へ羽ばたくカットからの
水面に映ったリファナちゃんが波紋と同時に、ただ消えてなくなるんじゃなくて、溶け込むように消えていく表現が、まるでリファナちゃんがラフタリアの心の世界に浸透し、広がっていくみたいに感じられました。
あの酷い世界だからこそ、それが引き立って観えたのかもしれません。