この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 20話 感想|度重なる"別れ"とユーノの隠しきれない"表情"
デラ=グラントに来てから死が多すぎませんかねぇ…。
それにしてもラファエロ砂漠のオアシスは最高でしたね。ちょうど気になっていたユーノの成長具合をしっかりと目に焼き付けさせていただきました笑。
※ネタバレが含まれます。また、管理人は原作未プレイです。
今回のストーリー
第20話 「ラファエロ砂漠」
【Aパート】
- アイリアを殺した濡れ衣を着せられたたくやは兵士に捕らわれたセーレスを助けようとするが返り討ちにあう。
- セーレスはたくやを助けるため兵士から奪ったナイフで自分の首を刺し、命を落としてしまうが、たくやはなんとか助かる。しかし、兵士にリフレクターデバイスを取られてしまう。
- たくやはセーレスの死をユーノに伝えると、ユーノからセーレスと一つになったことを告げられる。
- 食糧不足のためクンクンと別れ、たくやは本来の目的だった神奈を救うために必要な超念石を探すため、砂漠にある採掘場へと向かうことになる。
【Bパート】
- ラファエロ砂漠の過酷な環境によりたくやとユーノは水、移動用の動物、そして食糧が底を尽いてしまう。
- たくやは倒れたユーノを抱え途方に暮れていると目の前にオアシスが現れ、ユーノとたくやは無事に助かる。
- たくやはオアシスを探索すると帝都出身のサラと名乗る女性を見つけ、帝都の情勢について教えられる。
- 帝都に向かう途中、雨が降りサラの指示で神殿に雨宿りに向かうたくやとユーノだったが、全て賞金のためのサラの罠でたくやとユーノは待ち伏せていた兵士に捕まり、離れ離れになってしまう。
- たくやは他の囚人たちと共に収容所に連れて来られるとそこは採掘場で三角山と似たものが建っていた。
こんな感じだったと思います。
感想
絶望と希望の繰り返しが素晴らしい!
今回は絶望と希望が繰り返される展開でした。
まずはセーレスが死んだことによる絶望感。それからユーノの中にセーレスは生き続けているという希望。
次にラファエロ砂漠でユーノが死にそうになる絶望感。またそこからオアシスを見つけるという希望。
最後にたくやとユーノが離れ離れになって帝都の兵士に捕まる絶望感。そして、またまたそこから目的地の採掘場にたどり着くという希望。
まさに一難去ってまた一難って感じですね笑。
異世界編が始まってからまだ今回で3話目ですが、神奈ちゃんや澪たちの声を聞いたのがすごーく昔のことのように感じます笑
テンポというか展開が早く感じるのも、リフレクターデバイスを使わないことによる物語の一方通行化のおかげということでしょうか笑。たしかに死の本来のかたちをこの作品では初めてだったと思うのでそれも要因の一つかもしれませんね笑。
サラの正体
たくやが言った「お前が帝都に居たくない理由がなんとなくわかったぜ」という発言が気になりますね…。
つまり、サラが盗賊か何かだとたくやは感じていたってことですよね?ならもう少し警戒するべきですよね…。まぁ場所的に手遅れなんですが…笑
よく観てみると
- ユーノの中のセーレスが知らない人には教えていけないというやりとり。
- オアシスなのにサラ以外いない。
- 神殿の扉を開ける時のピッキングツールの数が多すぎる。
以上のようにサラの怪しかった点はそれなりにありました。なんなら、帝都の兵士とたくやは盗賊という言葉を使ったやりとりをしていましたからね。
とはいえ、サラが言っていた帝都にあるレジスタンスの存在が気になりますね。実はサラもレジスタンスの一員で軍資金や帝都の兵士からの信頼を得るためにたくやたちを騙した…とかならいいのですが…笑
クンクンの別れとラクダの別れ
せっかくユーノに出来た友達なのに、クンクンとの別れが訪れましたね…。
首の赤いスカーフが今後の再開を匂わせているような気がしますがどうなんでしょう…?
そしてもう一つ、忘れていけないのがラクダとの別れです。デラ=グラントの生き物なのでラクダというかは不明ですが笑
たくやが帝都の兵士を仕留めたことによって放置されていたラクダに乗ってラファエロ砂漠を進んだわけですが、結局最後には力尽きてしまいましたね。お疲れ様…。
最終的にはそのラクダがたくやたちの食糧にされましたが、なんだか可哀想に思いますね…。いくら帝都の兵士を乗せて来たとはいえラクダに罪はないわけですから……ちょっとだけお肉の味が気になります笑
肉になったラクダを見ているとクンクンはユーノたちと別れて正解だったと思います。
セーレスだけじゃなくてクンクンもユーノと一つになるところでしたからね笑
ラファエロ砂漠は素晴らしい!
ラファエロ砂漠について2つわかったことがあります。それは…
- ラファエロ砂漠の攻略法は日が沈んでいる間にラクダで一気に駆け抜けること。
- ラファエロ砂漠のオアシスは素晴らしいということ。
一つ目は夕方には帰る兵士の描写やオアシスを見つけた時のたくやの言葉などからなんとなくわかりました。
そして2つ目はラファエロ砂漠のオアシスでのユーノとサラを見て感じたことです笑
肌色が多くて画像はないんですが、いやぁ本当最高でしたね!素晴らしい!
何がって……ユーノのちっぱいですよ!
「ママはここに(胸)いるよ」とユーノ言った時に思わずそのちっぱいのどこにいるんだよ!笑とツッコんでしまったのは内緒です笑
ユーノの成長速度は凄いんですが胸はまだそれに追いついていないということでしょうか?あるいは…もう…。
ユーノが胸の大きさを気にしている描写、待っています!笑
そしてサラの方もなかなかの肉体美でしたね。少々というかかなり妄想豊かのようですが笑。でも、知っていますよ?実はあういうムッツリそうなキャラほどウブなんですよね?笑
20話のベストシーン!
隠しきれないユーノの表情
いやぁ今回は感動的なシーンが多かったですねぇ…。
セーレスの死ぬ間際に見せた笑顔もいいですし、ユーノの笑顔にセーレスの笑顔が重なった時なんかはもう…最高でした笑
でも、特に気に入っているのが砂漠でたくやが「パパはもう、水を飲みたくないだけだって」と言った時にユーノが見せたこの表情です。
まさに「飲みたくないとわけないじゃん…」とユーノが言っているかのように感じさせる表情です。
いつもヘラヘラしているたくやが髭を生やして、やつれて弱っている姿でこの言葉を言ってきたと思うと…泣ける。
クンクンの母が死んだ時やセーレスが死んだ時のユーノはあまり悲しんでいるように見えなかったんですが、今回見せたこの表情だけはユーノの悲しみを感じさせる人間らしい表情だったのではないでしょうか。
ということで今回はここまでです。いつも読んでいただきありがとうございます!
それでは(*´∀`*)ノシ